前話 第22話「シンクはどこにいった? キッチン・洋室 完成!」のあらすじ
「淀江プロジェクト」第22話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいった。その1か月後の2020年3月、9日に及ぶ第9弾後半戦、予定していたシンクが届かない・・・という出来事が発生。シンクはどこに行った? 工事が急ピッチで進み、洋室&キッチンの工事が完了、淀江での引っ越し受入準備が整い、安堵する洋子。が、状況は刻々と変化していく。
第22話 Yodoe Project Story 第24話
【第23話 コロナ禍、引っ越しはお忍びで のあらすじ】
「淀江プロジェクト」第23話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾を実施して、淀江での引っ越し受入準備が整い、安堵するとともに大きな決断をする洋子。2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言が発令される。賃貸契約上、引っ越しを延期できず、お忍びで自宅の荷物の引っ越しを断行した後の4月16日に、緊急事態宣言の対象が全国に拡大された。そんな中、一本の電話がかかってくる。
二拠点生活は無理かも? 塚本オフィス(大阪)の解約を決意!
2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、3月上旬に第9弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいき、5月のUターンに向けて準備が整った3月19日、洋子は大きな決断をする。
本来は、4月中旬に大阪の自宅の荷物を淀江に運び、4月末には米子市民になり、5月上旬は海外で2週間ほど過ごして、その後、淀江での生活を始めるつもりで、飛行機や宿泊の予約なども既に行っていた。そして海外で過ごした後に淀江の生活を始めてからも、頻繁に大阪と淀江を行き来する二拠点生活をする予定で、大阪市淀川区塚本にある塚本オフィスを残して、1ヶ月のうち、10日~15日くらいは大阪で活動するイメージでいた。
だが、世界や日本の都市部で日々感染者が増えていく中、鳥取県ではまだ一人もコロナ感染者が出ていないという現状から、5月には、海外へ行くこと、そして大阪と米子を行ったり来たりすることがかなり難しくなるのではないか、そう思った洋子は二つの大きな決断・その対処をする。
■海外旅行は中止(宿泊予約をキャンセル)。
■大阪にある塚本オフィスを撤退(不動産屋さんに解約通知を送る)。
自宅の荷物の引っ越しを断行!
2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言が発令される。賃貸契約上、引っ越しを延期することができず、4月14日、お忍びで自宅の荷物の引っ越しを断行する。淀江に運ぶ荷物を引っ越しやさんのトラックに積み込んでもらい、洋子と娘の萌々子は車で淀江に向かい、夜の20時頃に淀江に到着する。洋室には、鳥取市浜村の恭ちゃん(長久保恭平さん)が作ってくれたベッドが置いてあった。
翌15日、引っ越しやさんが荷物を淀江に持って来てくれて、搬入。大量の段ボールは置いたまま、段ボールを2箱だけ開封して荷物を取り出し、どこにも出かけることなく、近所の方には電話で荷物を搬入したことを伝え、その日のうちに洋子と萌々子は車で大阪にとんぼ返りした。海外へ行くはずだった5月上旬に淀江に帰ってきて、家に籠って、荷物の整理をしよう。そんな風に考えていた。
が、翌16日には、緊急事態宣言の対象が全国に拡大され、その後、ある一本の電話がかかってくる。
GWには帰って来ないで・・・。
今津集落で「メイちゃん農場」を営んでおられる大下さんからだった。
「洋子さん、ゴールデンウィークにはこちらに帰って来て、荷物の整理などをする予定だと言っておられたと思うのですが・・・。大阪に住んでおられる洋子さんがこちらに帰って来られると、集落中にコロナが蔓延してしまうのではないか・・・と心配される方々の声が上がっています。次期自治会長さんからの伝言なんですが、ゴールデンウィークは、こちらに戻らず、大阪で過ごしてもらえませんか?」
賃貸契約上、大阪の自宅は4月末までしか住めず、海外へ行くのも止めたため、5月から住むところを失ってしまった洋子は、Airbnbで大阪の民泊を探し、ゴールデンウィークには民泊を転々とし、過ごすことにする。
「大阪でいろんな民泊に住む経験を今しておくことは、淀江でゲストハウスをこれからやっていく上でいい経験になるよね。」と楽観的に捉えて、大阪での引き籠りゴールデンウィークを萌々子と楽しむことにした。
5月中旬には、事務所も完全に引き払う予定にして引っ越しやさんも手配しているが、引っ越しを実施することはできるんだろうか という不安を抱えがら、刻々と目まぐるしく変化する状況に翻弄される日々が続いていった。
次回 第24話「塚本オフィス、大阪、さようなら!」のあらすじ
「淀江プロジェクト」第24話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾、2020年3月に第9弾を実施して、緊急事態宣言が出た4月中旬に引っ越し業者に依頼し、自宅の荷物を淀江に搬入。当初、淀江と大阪を行ったり来たりして二拠点生活を送ろうとしていた洋子は、大阪の塚本オフィスの撤退を決意し、24mm合板で組み立てた事務所内の床やテーブル、いすなどの解体を淀江プロジェクトのメンバーに依頼。解体を終え、大阪に別れを告げて、淀江で2週間の引き籠り生活を始める・・・。
第22話 Yodoe Project Story 第24話