前話 第20話「引っ越しの準備 まだまだ物の多い家」のあらすじ
「淀江プロジェクト」第20話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいった。その2か月後の2020年2月、5月の引っ越しに向けて、洋子と娘の萌々子が洋室で過ごせるようにするための準備が進んでいく。まだまだ荷物が多いこの家で出てきたものは・・・。
【第21話 妻木晩田遺跡(むきばんだ)と裏庭BBQ のあらすじ】
「淀江プロジェクト」第21話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいった。その1ヶ月後の2020年3月、長丁場の9日間の工事の期間中、洋子は関西と淀江を行ったり来たりする。5日目に帰った洋子はプロジェクトのメンバーと妻木晩田遺跡に向かい、縁あって、妻木晩田遺跡に造詣の深い考古学者の解説を受ける。その後、デッキが整った裏庭で皆と楽しくBBQを楽しむ洋子。その翌日に起こる驚きの出来事を知る由もなく…。
引越し前の仕上げプロジェクト!
2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいった。
洋子とその娘萌々子が引っ越す予定5月の2か月前、2020年3月4日(水)~12日(木)、9日間の長丁場で淀江プロジェクト第9弾を実施。寝室にする予定の洋室やキッチンを仕上げることとなった。
洋子は、前年の11月から中国自動車道の西宮北インター近くにあるK社の大掛かりな業務改善の仕事に携わっており、この期間中もK社に5日、尼崎のE社に1日、大阪市のM社に1日と訪問サポート予定が続いていたため、スタートはプロジェクトのメンバーに任せて、中日の日曜日と最終日前日の水曜日に淀江に帰ることにした。
今回の淀江プロジェクト第9弾は、
■しょうきち(野崎将太)さん
■しゅう(大木 脩)さん
■翔太郎(宮原翔太郎)さん
■やつだ(八田 公平)さん
■ハブッチ(羽渕 正樹)さん
■恭ちゃん(長久保 恭平)さん
以外に、新たな2名
★大阪から家具職人の
■ひぐっちゃん(樋口 侑美)さん
★京都から
電気工事士の資格を持つ
■らいじろう(武藤 頼次郎)さん
を含めた8名が長丁場となる工事を進めてくれており、洋子が中日8日(日)に帰ったときには、洋室の塗装が完了し、デッキからトイレや離れの和室に行く入口、裏口からの登り口などの工事中だった。
この地域について学ぶフィールドワーク
プロジェクト中日の8日(日)に姐さん(サハラクミコ)さんと一緒に帰った洋子は多忙を極めて徹夜状態が続いており、サハラクミコさんのお知り合いで米子に興味のある「ネコさん」が運転してくださることになり、3人で米子に向かった。
集合場所は「むきばんだ史跡公園」。1997年2月に鳥取県が誘致した民間のゴルフ場建設工事に先立つ発掘調査で発見され、洋子の父 茂が「むきばんだ保存運動」に熱心に関わっていた「妻木晩田遺跡」のある場所で、淀江プロジェクトに参加してくれていたメンバーや、大阪からその日出発して駆けつけたしょうきちさんの友人4人も一緒に合流した。
妻木晩田遺跡の会議室で米子出身の考古学者 佐古和枝さん(関西外語大学教授)の講義が始まった。しょうきちさんが佐古和枝さんの妹 槙島 桂子さん(神戸在住)の娘 江梨佳さんと別のリノベーションプロジェクトを通じての知り合いだったため、実現した勉強会だった。桂子さんは洋子の高校の一つ上の先輩だということが分かり、共通の友人の話題でも盛り上がった。
佐古さんの貴重な講義の後は、佐古さんにご案内いただきながら、遺跡を巡る。その後、近くの上淀白鳳の丘展示館や上淀廃寺跡などにも回り、この地の弥生時代の繁栄やずっと続いてきた歴史を皆で体感した。
上淀白鳳の丘展示館には、母屋の玄関に飾られた洋子の母 景子が書いた油絵「石馬」のレプリカがあり、皆で盛り上がる。本物は近くの天神垣神社の倉庫に保管してあるということだった。
裏庭で初BBQ!
地域のフィールドワークをした後、買い物に行き、プロジェクトで整備して新たに出来たデッキのある裏庭で、初めてBBQをすることにして、準備を進める。
BBQには、淀江プロジェクトの工事メンバー、フィールドワークをした大阪の4人のメンバー、洋子と一緒に来たサハラさん・ネコさんの他に、輝ちゃん(吉田輝子)さん、あつこ(広瀬あつこ)さん、もりさと(森田悟史)さん、ゆってぃ(河津優平)さん、もりさとさんが連れて来てくれた移住して活躍している若いお二人 大山町のマーシー(佐々木正志)さん、南部町でゲストハウスてま里を運営するかなこ(井上加奈子)さんなども加わり、その夜は賑やかに遅くまで盛り上がった。
BBQパーティのできる素敵な空間が出来たことに感謝し、これからの活用を楽しみにしながら、洋子は翌日9日(月)の早朝に淀江を出発し、西宮北インター近くのK社に向かって車を走らせた。この後に起こる驚愕の出来事をその時はまだ知る由も無かった。
次回 第22話「シンクはどこに行った? キッチン・洋室 完成!」のあらすじ
「淀江プロジェクト」第22話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾、2020年2月に第8弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいった。その1か月後の2020年3月、9日に及ぶ第9弾後半戦、予定していたシンクが届かない・・・という出来事が発生。シンクはどこに行った? 工事が急ピッチで進み、洋室&キッチンの工事が完了、淀江での引っ越し受入準備が整い、安堵する洋子。が、状況は刻々と変化していく。