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第19話 ここはしめ飾りの内職作業場? デッキ完成!

前話 第18話「出張おむすび屋ひとむすび、脩の参戦、勇太朗・庭師になる」のあらすじ

「淀江プロジェクト」第18話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月下旬に第2弾、2019年3月下旬に第3弾、2019年5月に第4弾、2019年7月に第5弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいった。その2か月後の2019年9月23日(月)~30日(月)の8日間で、新たなメンバーも加わり、淀江プロジェクト第6弾を実施。父の3回忌で先に帰った洋子は皆をおにぎりくんのおむすびで迎え入れた後、24日には仕事の都合で大阪に戻る。食事の賄などを姐さん(サハラクミコさん)に任せ、洋子が大阪で見聞きしたその様子とは・・・。

第18話  Yodoe Project Story  第20話


【第19話 ここはしめ飾りの内職作業場? デッキ完成!  のあらすじ】

「淀江プロジェクト」第19話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいった。その2か月後の2019年12月13日(金)~23日(月)の11日間で、新たなメンバーも加わり、淀江プロジェクト第7弾を実施。洋子はプロジェクトの最初の4日、そして最後の4日は淀江で立ち会う。なぜか和室はしめ飾りの内職作業場と化す現場。11日間のプロジェクトで完成したものは・・・。

ここはしめ飾りの内職作業場?

 2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいった。その2か月後の2019年12月13日(金)~23日(月)の11日間で、新たなメンバーも加わり、淀江プロジェクト第7弾を実施。

 13日(金)に、姐さん(サハラクミコ)さんと一緒に大阪を車で出発した洋子は、鳥取道~山陰道経由で一足先に淀江に帰って夕飯を用意し、地元のおにぎりくん(小橋俊哉)さん、てるちゃん(吉田輝子)さんや5月に岡山県津山市からやって来たあつこ(ひろせあつこ)さんも呼び、工事メンバーを迎え入れたのだが、その中に、鳥取市浜村在住でプロジェクト皆勤賞だった翔太郎(宮原翔太郎)さんの姿が無い。翔太郎さんは、香港で生まれ育ち、高校生の時に日本に帰り、東京の大学を卒業。空き家を改築しながら全国を旅する集団「パーリー建築」研究の第一人者として全国を放浪した後、鳥取市浜村に定住。「喫茶ミラクル」を運営しながら建設業を営み、洋子がリノベーションのメンバーと出逢うきっかけとなった「曇天野外」などのイベントも企画しているユニークな若者だった。

「参加するはずだった翔太郎は、他の仕事が忙しくて来れないらしい」

 そんな翔太郎さんがやってきたのは、15日(月)の夜。大量のしめ飾りを作る業務を請け負い、納期に間に合わせるべく、近所の方も動員して奮闘しているが、間に合いそうにないので、こちらのメンバーにも時間があれば手伝ってほしいということだった。大量の材料を持ち込み、賄い飯担当のサハラクミコさんとあつこ(ひろせあつこ)さんに作業の方法を教える翔太郎さん。「明日は山にウラジロを採りに行かないといけない」・・・と言って、説明が終わると慌てて帰っていった。その夜から、田中家の和室は、しめ飾りの内職作業場と化し、女性陣二人を中心に夜な夜なの作業が続いた。


5日間で様変わり!

2019年12月16日(火)の様子

2019年12月21日(土)の朝の様子

 そんな忙しい翔太郎さんが自分の代わりに・・・と言って、派遣してくれたのが、

★鳥取市浜村から

 埼玉県出身の大工でミュージシャンの

■恭ちゃん(長久保 恭平)さん 

彼はとても頼りになる大工さんで、その後の淀江プロジェクトでもずっと活躍してくれることとなる。  

 今回の淀江プロジェクト第7弾は、恭ちゃんに加えて今までの参戦者4名

■しょうきち(野崎将太)さん

■しゅう(大木 脩)さん

■やつだ(八田 公平)さん

■ハブッチ(羽渕 正樹)さん 

の計5名が中心となり、長丁場となる作業を進めてくれた。 

 

 洋子は16日(月)には仕事のため大阪へ戻り、皆に託して、しばし淀江を離れる。そしてまた20日(金)の夜に淀江へと向かった。

 帰ってみると、キッチンの天井がお洒落な曲線で塞がれ、屋根裏に上がる新たな階段が付き、全面に床板が貼られ、また大きく開口した場所にはサッシがはめ込められおり、裏庭デッキの下地作業も進んでいた。短期間での様変わりに感動する洋子。


裏庭デッキも完成!

 洋子が不在の間、ありがたいご近所さんの前田(前田一夫)さんが、「まかない大変ですね」と言いながら、白葱と大根、ブロッコリーとかキャベツなどをたくさん持って来てくださったようで、サハラクミコさんがその野菜も上手く使って、充実の賄い飯を日々提供してくれた。

 20日(金)の夜に洋子が淀江の帰って来た時には、地元のもりさと(森田悟史)さん、ゆってぃ(河津優平)さんやその知り合いで青森から来られていた安田さんなども加わって、宴会が繰り広げられていた。その他にも作業中に今までに来てくれてことのある地元の方々も覗いてくれたとのことだった。

 洋子が戻って来てからも着々と作業が進み、最終日には夜遅くまで作業が行われて、壁の塗装が進み、また裏庭のデッキが完成した。

 最終日前日には、浜村在住のスミレちゃん(萩原菫)さんも参戦して賄い飯担当メンバーに。総勢19名が関わってくれた今回のプロジェクト、最終日には残ったメンバーがデッキに集まり、記念撮影をした。

 2020年5月に予定している引っ越しに間に合わせるべく実施された今回の長丁場の工事で、キッチン・リビングダイニング・洋室・米蔵・屋根裏の5つのエリアが一つになったカフェスペースが、什器設置を除いてほぼ完成した。

 素敵な空間が出来たことがとても嬉しく、ちょうど一年前の第1弾からのいろいろな出来事を振り返り、様々な出逢いに感謝しながら、洋子は大阪への帰路に就いた。


淀江の宿 今津田中家 瓦版 第20号 4面
淀江の宿 今津田中家 瓦版 第20号 4面

次回 第20話「引っ越しの準備 まだまだ物の多い家」のあらすじ

「淀江プロジェクト」第20話・・・2018年の年の瀬クリスマスイブの前日に第1弾がスタートした「淀江プロジェクト」。2019年1月に第2弾、3月に第3弾、5月に第4弾、7月に第5弾、9月に第6弾、12月に第7弾を実施して、片付けから解体、そして再生へとフェーズが進んでいった。その2か月後の2020年2月、5月の引っ越しに向けて、洋子と娘の萌々子が洋室で過ごせるようにするための準備が進んでいく。まだまだ荷物が多いこの家で出てきたものは・・・。

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