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「自給自足の自然菜園12ヶ月」 (2) 牛糞調達・畝作りの1週間

とてもとてもお世話になっているありがたいご近所さん 山中文男さんに、大山町で牛を100頭飼っておられる牛舎まで連れて行ってもらって牛糞を一緒に調達したり、耕運してもらったりして協力してもらいながら、頼もしい助っ人、富岡啓一さん(とみーさん)が連日来てくださって、今後は不耕起になる「自然農」のための畑の畝作りが始まりました。

3つの畑に、米ぬか・油粕・石灰を撒いたたくさんの畝が出来上がってきました。

自然菜園North、耕運・自然農のための畝作り1日目

2022年3月4日(金)

宿の女主 洋子が味噌づくりで境港に外出している間に、とてもとてもありがたいご近所さん 山中文男さん(ぶんちゃん)が、石灰と山中さんちの牛糞を撒き終えた三角の畑(宿の隣:自然菜園 North)をトラクターで耕してくださって、その完了連絡を受けた 富岡啓一さん(とみーさん)が、山中さんに借りた手押し耕運機を使って、畝作りを始めてくださいました。

 

洋子が帰って来た時には、畝作りがだいぶ進んでいました。

畝が出来たところに、洋子が 石灰・米ぬか・油粕 を撒いていきました。

 

最終、宿に近い方の区画に15、遠い方の区画に19の畝が出来ました。

この畑からは孝霊山や大山、そして日本海に沈む夕日が良く見えます。


自然菜園North、自然農のための畝作り2日目

2022年3月5日(土)

富岡啓一さん(とみーさん)が、午前中しか都合がつかないということで、朝8時に作業開始! 

まずは前日に作った畝の周りに、シャベルで通路を掘っていってくださいました。

 

その間に、私 宿の女主 洋子が、畝が出来たところに、石灰・油粕・米ぬか を撒いていきました。 

 

この日の午前中は、途中からかなりの強風で、撒いた石灰や油粕や米ぬかは流れるように畝の上を飛んでいきました。


通路を作り終えた富岡啓一さん(とみーさん)は、石灰・油粕・米ぬか の撒かれた畝に土をかぶせ、自然農用の裏面が平らな鍬でトントントントンと土を叩いて、整地していかれました。

 

とても地道な作業です。

 

これから1ヶ月くらいは寝かせて、置いておく方がいいそうです。

 

宿の隣の三角の畑(自然菜園North)の宿に近い方の区画の4つの畝については整備が完成しました!


牛100頭!自然菜園残り2つのための牛糞調達!

2022年3月6日(日)

自然農をスタートするための土作り。

 

宿の隣の三角の畑(自然菜園North)の土作りは、とってもありがたいご近所さん 山中さんちの牛糞を使わせてもらったのですが、残り二つの宿の向かいの畑(自然菜園West) と 海近くの浜手の畑(自然菜園Sea) の牛糞が足りない・・・ということで、とってもありがたいご近所さん 山中さんのトラックで、大山町で肉牛を100頭飼っておられる山内さんの所に連れて行ってもらい、牛糞を調達してきました。

 

乾燥させたサラサラの牛糞です。


山内さんは、うちの米作りで出来た藁の半分を昨年の秋に買い取ってくださった方で、うちの藁をここに居る牛さんたちが食べてくれているはずです。

どんなところなのか、見学に来ることが出来て、良かったです。

 

牛糞をトラックいっぱいに入れてもらった後、帰路へ。

 

雪がちらつく中、ありがたいご近所さん山中文男さん(ぶんちゃん)と 自然農を実践されてい富岡啓一さん(とみーさん)が、宿の向かいの畑(自然菜園West) と 海近くの浜手の畑(自然菜園Sea) に、運んできた牛糞を下ろしてくださいました。


二つの畑に牛糞を撒いた後は、また三角の畑(宿の隣:自然菜園 North)の畝の整地の続きです。

 

私が畝に石灰・油粕・米ぬかを撒き、富岡啓一さん(とみーさん)がそこに土をかぶせ、鍬でトントントントン、土を叩いて固めていく・・・といった地道な作業が続きます。

 

寒い日でしたが、三角の畑(宿の隣:自然菜園 North)の畝の整地が完了しました!


自然菜園Sea・自然菜園West、二つの畑に牛糞散布・耕運!苺移植!

2022年3月7日(月)

この日は、富岡啓一さん(とみーさん)が午後から来てくださって、前日に調達してきた牛糞を2つの畑にまんべんなく撒いてくださいました。

 

その後、ありがたいご近所さん 山中文男さん(ぶんちゃん) がトラクターで耕運してくだいました。

 

宿の向かいの畑(自然菜園West)の奥に2020年11月にいろんな種類の苺を植えて、2021年の春は苺をいっぱい楽しんだのですが、そこから何も手入れをせず、ほったらかしにしていました。

この畑を耕運する前に、新しい芽が出ている苺の苗を救出し、三角の畑(宿の隣:自然菜園 North)の一つの畝に植え替え、草マルチをしました。

少しでも苺ができるといいなぁ~。

 


自然菜園Sea・自然菜園West、二つの畑で畝作りと整地!

2022年3月8日(火)

 この日は、宿の女主 洋子は、一日、テレワーク(オンラインで関西の企業さんの財務責任者になられるスタッフの方への会計インストラクション、関西の個人事業主の方のIT活用サポート、関西の企業さんのAccessの仕組み改編打合せ)など、一日中仕事が詰まっていて、畑仕事をすることができませんでした。

 

そんな中、富岡啓一さん(とみーさん)が朝から夕方まで一日携わってくださり、海の近くの浜手の畑(自然菜園Sea)、宿の向かいの畑(自然菜園West)の畝作り、通路作り、石灰・油粕・米ぬか散布、整地などを全てやってくださいました。

畝は、宿の向かいの畑(自然菜園West)が13、海の近くの浜手の畑(自然菜園Sea)が6、出来上がりました。

 

畝作り・聖地の作業は、海の近くの浜手の畑(自然菜園Sea)の整地を残すのみとなり、こちらは10日(木)午後にやっていただく予定です。

 

 


3月8日(火) 番外編

2021年11月20日の様子

2022年3月8日の様子

 

 駐車スペースにしている場所に、大きな石などがたくさん埋まっていて、宿の女主 洋子 の 娘 萌々子がどうしてもその石を掘り出したくて、夏頃からコツコツと土を掘り、車止めとして別の場所に置き、その穴を土で埋めるということを繰り返していました。時には駐車スペースに大きな落とし穴ができてしまうことも(苦笑)あり、取り出さなくてもいいのにと遠目に見ていた母。

 

2021年11月に石が大きすぎて取り出せず、萌々子が孤軍奮闘していたところをありがたいご近所さん 山中文男さん(ぶんちゃん)がその姿を見つけて、石を動かせるようにしてくださり、翌日には道具を持ってきて、萌々子と一緒に大きな石を取り出してくださいました。 

 

2022年に入り、また大きな石がまた出てきて、大きな穴を掘ったままずっと取り出せていなかったのですが、この日、宿の女主 洋子が、仕事の合間に畑の様子を見に行ったところ、ありがたいご近所さん 山中文男さん(ぶんちゃん)が、お持ちの便利なグッズを使って、大きな石を取り出してくださっていました。 

 

山中さんは本当に本当に心優しいスーパーマンです。

いつもいつもありがとうございます。