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淀江プロジェクト 人物相関図・登場人物紹介
詳細はYodoe project のページをご覧ください。
第22話までのストーリー
2017年9月に洋子の父 茂が亡くなって空き家となった築約90年の実家を相続することになった洋子と弟 衆。相続手続きなどを行いながら、売却や活用などを模索し、離れをゲストハウスとして活用することを決意。大量の荷物で溢れていた母屋をどうしていくか、考えあぐねていた2018年冬、洋子の前に、サハラクミコ(姐さん)、野崎将太(しょうきち)、宮原翔太郎(翔太郎)といったこの物語の主な登場人物たちが救世主として現れ、「淀江プロジェクト」がスタートする。2~3ヶ月に1回のペースで、入れ替わり訪れる若者たち。大量の荷物の片付けから始まり、洋子のUターンに向けて、カフェスペース、裏庭の「デッキ」、洋室を整備していった。
これからのストーリー
約3年余で30弾、実数100名余、延べ人数280名余が関わってくれた「淀江プロジェクト」は、洋子のUターン、人々の交流を妨げる謎の伝染病、母屋のゲストハウス化なども挟みながら、紆余曲折を経て、様々な営みや交流が体験できる「みんなの実家」としての機能を兼ね備えていく…。
ユニークなメンバーで織りなす「淀江プロジェクト」物語を引き続きお楽しみください。
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淀江プロジェクトで実現 アップサイクルリノベーション
2018年12月23日にスタートした「淀江プロジェクト」は、2~3ヶ月に1回のペースで、2日~10日間の予定を組んで、2022年2月の第30弾まで実施しました。20代30代の若者が中心で、片付けから始まり、再生を行っていきました。
彼らにとって大量の荷物の山は、面白いものや価値のあるものを見つけられる宝庫で、彼らは古いものを活かしながらアップサイクルして、とても素敵な空間を作っていきました。
アップサイクルとは
本来は捨てられるはずのものに新たな価値を与えて再⽣させること。「創造的再利⽤」とも呼ばれる。
・旧事務所の板材(24mm合板)を再利用
24mm合板を組み合わせて作られた大阪の事務所 ⇒ 合板の解体をするプロジェクトメンバー ⇒ 引っ越しやさんが淀江に運ぶ ⇒
・土壁を再利用
リビングダイニングと隣の部屋の壁を解体 ⇒ 隣の部屋の天井をぶち抜き、天井より上の隙間が開いている状態 ⇒ 解体したときに出た土壁を使って上の隙間を埋める ⇒
・洋子が生まれた時からあった椅子
座面のスプリングがダメになって倉庫に眠っていた椅子 ⇒ 椅子は座面をリメイクしてカフェスペースに設置。
・屋根裏に上るために使っていたはしごも再利用
仕上がった土壁の壁面に設置した24mm合板の本棚(カフェスペース)。
24mm合板は、ベッド・床・テーブルなどにも活用(洋室)。
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古いものが大活躍!
淀江プロジェクトのメンバーが、捨てずに残しておいてくれた古いものが、現在、大活躍しています。餅つきの木臼と杵、一升枡、一斗枡、足踏み脱穀機、唐箕、豆炭こたつ、丸テーブル、書斎机、木製の洒落た細工のある本棚などです。大八車(車輪が無い)、跳び箱なども残っています。
劇的ビフォーアフター
・ジャングルのような裏庭を整備して素敵なデッキが完成!
・昭和のリビングダイニングから令和の開放的なカフェスペースに!