1面
歌手レイナさんが来日
10月10日~12日の3日間、「D-Live」(韓国首都圏最大大手のケーブルテレビ局で、現在ソウルをはじめ京畿道などの首都圏を中心に270万世帯の加入者を持つ)、鳥取県広報課、㈱中海テレビ放送の三者の共同制作番組のロケが鳥取県西部を中心に実施されました。韓国との文化交流の推進、エアソウル米子ソウル国際定期航空便の利用促進を図ることを目的にした番組で「鳥取の魅力紹介」「日韓ライブパフォーマンス」をメインテーマにした20分番組を3本制作、「D-Live」が韓国国内で放送予定です。
最終日には、日韓ユニットのライブパフォーマンスが米子市公会堂前広場で開催、撮影されました。
〇レイナさん(韓国の歌手)
AFTERSCHOOL(8人組のガールズグループ)のメンバーで、グループ解散後もソロ活動等個人で活躍。
〇川津逢寿さん(松江在住歌手)
〇HMピース(日本側ユニット)
洋子、国際女優デビュー!?
一日目の10月10日は、朝から夕方まで今津田中家でロケが行われました。私、宿のオーナー洋子は、
〇朝食を準備中、起きて来たレイナさんと会話
〇レイナさんが弾くピアノの上手さに驚き、料理を作りながら音楽に合わせて身体を動かす
〇朝食を一緒に食べながら会話 〇地図を見せながら近隣サイクリングを勧める
〇レイナさんがe-bike(電動自転車)で出かけるときに地図とヘルメットを渡す
などのシーンで登場し、身体を動かすシーンでは目の前の撮影スタッフさんに大笑いされながらの撮影となりました。
宿は、
〇レイナさんの起床
〇サイクリングから帰ってきて、日替わり店長カフェで「宇宙の片隅で常に朝」の河津優平さんが水洗いコーヒーを提供し情報交換する
などのシーンの舞台として使われました。その他、今津海岸や農道でのサイクリングシーンなどもドローンも使って撮影されました。
2面
山中さんも歌手・俳優デビュー!?
稲刈りシーンも撮影され、レイナさんは、今津田中家の田んぼで、ありがたいご近所さん 山中文男さんの手ほどきを受けて手刈りの稲刈りとはでかけを体験されました。私の高校の同級生二人も助っ人として駆けつけてくれて、一緒に手刈り作業に参戦。撮影陣から歌を求められ、山中さんとレイナさんは、作業をしながらの歌も披露されました。
レイナさんは2011年には安室奈美恵さんとコラボ。2012年にはAFTERSCHOOLメンバー3人で結成された派生ユニットORANGE CARAMELで日本デビューされていたので、日本語も上手でした。レイナさんはじめ、韓国スタッフの皆さんはとても気さくで、楽しく交流、貴重な体験をさせていただくことができました。また中海テレビの皆様をはじめ関係者の方にも大変お世話になりました。
この番組は、韓国で放映されるとともに、中海テレビで日本語字幕を付けて編集、ユーチューブでも公開される予定だそうです。自分の登場シーンや宿のシーンが恥ずかしいことになっていないか、かなりドキドキしながら放映の知らせを待っています。
機械や手で、いろんな体験をしながらのお米作り!
山中さんご夫妻の協力で楽しいお米作り
今年も山中ご夫妻の全面協力で、美味しいお米が出来ました。
〇田んぼの井手さらい
井手(いで)=水田に水をはこぶ水路
さらい=土砂・ごみなどをさらうこと。
5月2日総勢7名で妻木川(むきがわ)の横にある用水路の井手さらいをしました。
〇田植えの準備(耕運・水入れ・代掻き)
「代掻き(しろかき」=土をかき混ぜて表面を平らにする作業です。耕運・代掻きとも山中家の最新トラクターを使って、山中ご夫妻がやってくださいました。
〇田植え(機械植え・手植え)
5月19日 山中家の田植機で、きぬむすめともち米の苗(諸遊農場さんが育苗)を機械植えしていただきました。5月22日には若者3名が手植え体験をしました。
〇山中さんが田んぼの水の調整
毎朝、毎晩、山中さんが田んぼに出向いて水の管理をしてくださいました。田植えの後は、田んぼに深く水を入れる深水管理、夏も真っ盛りになると田んぼに水を溜め過ぎず、湛水(たんすい 水田に水を張ってため続けること)と落水を繰り返す「間断かん水」などを行い、稲刈りの前まで「飽水状態(地表には水がないものの土には充分に水が含まれている状態)」に。土にヒビが入るまで乾かす作業「中干し」なども行いながら、日々水の管理をしてくださいました。今年は雨が降らない日が続き、近くの川からポンプで水を汲み上げる・・・という作業もやってくださいました。
〇出穂(しゅっすい)と開花・受粉・登熟
8月下旬に穂が出て、白い清楚な花が咲き、自家受粉を経て登熟(とうじゅく 発育・肥大)期に入りました。
〇稲刈り(機械刈り・手刈り)
10月5日 山中家の稲刈機2台で山中夫妻が稲刈りをしてくださいました。
10月10日は韓国テレビ局のロケで手刈り、13日には若者2名も山中さんご指導の下、手刈りに挑戦しました。
〇はでかけ(天日干し)
10月8日~13日、山中さんが稲を掛ける「はで」を作ってくださり、そこに皆で稲を掛けていきました。
〇脱穀(脱穀機、足踏み脱穀&唐箕)
雨天順延で、10月25日に、山中家の脱穀機を使って脱穀してもらいました。近くに長期滞在されていたキム(木村)さんが、日本長期滞在中のフランス人オトさんも連れて参加してくださり、他の参加者も一緒に、田中家に残る足踏み脱穀機と唐箕を使った脱穀にもチャレンジしました。
3面
東大水研究チームの井戸調査
10月29日~30日、井上大悟さん(淀江の湧水について卒論を書き、今年4月から東京大学大学院修士課程)が今津田中家に滞在されました。徳永朋祥教授(東京大学大学院新領域創成科学研究科長)が率いられる水研究チームの滞在は、一昨年7月、昨年5月、10月、今年6月に引き続き、5回目です。
今回は淀江町周辺の土地利用の変化の視察、また沿岸部集落の井戸水採水に向けての事前確認のための来訪でした。我が家も井戸水を使っていますが、井戸の中は見える状態ではなく、そのような場所も含め、井戸の中も見える大正蔵など井戸水をまだ利用されている場所を一緒に確認して回りました。
今津・淀江・西原辺りで井戸の残っている場所の情報を募集中です。情報があれば、ぜひ、今津田中家までお知らせください。
地域住民参画型のイベント「よどえ夢まつり」
今津田中家の洋子が昨年から実行委員、実施本部委員を拝命している「よどえ夢まつり(第41回淀江町産業祭)」が10月27日(日)に開催されました。
子どもたちのステージイベントや淀江町内団体等の物産販売、はたらく車の展示や乗車体験、ふわふわドームなどもあり、多くの家族連れで賑わいました。
美味しいお米ができました!
今年もありがたいご近所さん 山中さん全面ご協力の下、天日干し はでかけ米 きぬむすめ・もち米の脱穀が終わり、新米のご用意ができるようになりました。宿にある籾摺り機 兼 精米機で、籾からその場で玄米・分付米・白米などお好みの形に加工いたします。
お米の販売の詳細はこちらから
餅つきをしませんか?
こだわりの「はで掛け米(天日干し米)」のもち米・淀江の宿 今津田中家に昔からあった木臼や杵を使って、餅つきを行います。
正月用のお餅の他、自家製大豆を使ったきな粉餅と自家製黒豆を使った豆餅2種(砂糖・塩)のお土産付きです。
日時:2024年12月30日(月) 13:30~15:30
参加費:お一人様¥1,000(小学生以下 ¥500)
申込期日:12月28日(土) 17時まで